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歯周病と関連がある健康トラブル

歯周病と関連性がある病気として、
   ・心臓病
   ・早産
   ・肺炎
   ・糖尿病       があります。

a◎心臓病

歯周ポケット内の細菌が血液中に入り込むと、炎症反応の影響で、血栓をつくり、血管を詰まらせる原因となることがあります。
また、歯周病が進行していると、心疾患になる確率が約3.6
倍も高くなると言われています。

a◎早産

心臓病と同様に妊娠中に歯周病菌が血管内に入り込むと、炎症反応により、子宮筋を収縮させたり、胎児の成長に影響を与えて低体重出産になりやすくなります。
歯周病が進行している場合には、そうでない場合の約7
~8倍リスクが高まると言われています。

a◎肺炎

歯周病菌が口腔内から肺に至り、炎症を起こすことがあります。
高齢者の誤嚥性肺炎などは、歯周病治療によって、その危険性を低下させるといったデータもあります。

a◎糖尿病

糖尿病になると白血球の機能が低下し、さらに唾液の分泌も少なくなってしまうので歯周病になりやすくなります。歯周病になってしまっている人は歯周病の治療をすることでインスリン感受性が高まり、糖尿病が改善しやすくなるのではないかとも言われています。